KYOTO CRAFT CURRYの製造をさせていただきました。

「KYOTO CRAFT CURRY」はホテルグランヴィア京都 総料理長監修のもと、「地産地消」「食品ロス削減」にこだわって、「ホテルグランヴィア京都」「丹後王国ブルワリー」「丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら」と共に、京都の各クラフトを一缶に込めた風味豊かな味わいのスパイシースープカレー缶です。

この缶詰の製造を京丹後市食品加工支援センターで承り製造させていただきました。

今回のスパイスカレー製造の核となったルーの作成は、技術的な難易度が高く、非常に苦労した部分です。
このルー作りにおいては、粉っぽさを感じさせない滑らかな質感を実現することが最大の課題の一つでしたが、粉を十分に炒めてから水やホエイを加えることで解決しました。
しかし、この粉っぽさがなくなる正確なタイミングや、スパイスをテンパリングする際に油から引き上げる瞬間を見極めることは経験が必要です。

さらに、このカレーの魅力の一つに、スープカレーに含まれる肉があります。
内容量の半分以上を占めるこの大きな肉片は、じっくりと煮込まれることで、驚くほど柔らかくほろほろとした食感に仕上がっています。
このような肉の調理法は、カレーに豊かな味わいと食感の深みを与えると同時に、クラフトカレーならではの特徴を際立たせます。

これらの技術的な課題に対処するため、ホテルグランビアの料理長が直接指導していただき、その豊富な経験と知識から得たアドバイスをもとに、我々はクラフトカレーの製造技術を磨き上げて完成した缶詰になります。